相手の気持ちの捉え方

自分の手をポケットに入れていたり、後ろに手を隠しているのは、
相手を拒絶しているか、もしくは隠し事がある場合です。
何となくあなたに手を見せようとしないと感じたら
相手には何か隠し事があるかもしれません。

男性は嘘をついているとき、目の動きが不自然になります。
特に、相手と目線を合わせたがりません。
逆に女性は嘘をつくときでも、相手の目を直視できます。
女性の嘘が見破りにくいと言われる所以です。
では、そんな時には…

 

 

「瞳孔」をチェックしてください。
これは女性に限ったことではなく、全ての人間に当てはまることですが、
人は興味の薄いとき、または嘘をついているときなどには
瞳孔が閉じます。

 

 

人間は、興味のあるものを見た時は瞳孔が開き、
興味のないものを見せられたり、嘘をついているときは
瞳孔が閉じてしまうものです。
これは意識でどうにか出来る問題ではありませんので、
嘘を見破るのには、とても有効な手段です。

相手を敬っている場合にも当然丁寧な口調になりますが、
相手と距離を置きたいと考えている時でも
丁寧な口調になりますので、注意して聞いてみてください。

例えば、
「同期の○○さんって、仕事を頼んでも気持ちよく受けてくれるから
今日も助かっちゃったよ〜」
などと話す場合です。
（単に話の流れで、女性が出てきただけの場合は例外）

 

 

実は、
あなたに何らかの不満があり、それをストレートに口に出せない場合、
無意識に他の女性にすり替えて、あなたに不満をぶつけたいという
心理が働いていることがあります。

 

 

急に他の女性の話をすることが多くなったな…と感じる場合は
あなたに何らかの不満を抱えている可能性が高いといえるでしょう。

元々、占い好きな日本人女性はとても多いのですが、
普段にも増して、彼女が占いに頼り出したら
それはあなたとの恋愛に100％の自信を持っていない証拠です。

 

 

単なる興味から、占いをする程度なら普通です。
しかし、こと占いに頼ろうとしている場合は
関係に何らかの不安を抱いているといっていいでしょう。

あまり泣くタイプじゃなかった彼女が、
最近少し言っただけですぐに泣くようになってしまった…
ちょっと前までは、そんなことなかったのにどうして？
と、困ったことはありませんか。

 

これは女性からのメッセージです。

 

 

涙を流す行為は、自分の弱さを伝えたがっているしるしです。
つまり、あなたに「守ってもらいたい」
「もっと優しくしてほしい」という甘える心理
が働いているためです。

 

 

これはあなたのことが好きだからであり、
なんとも思ってない人の前では泣いたりせず、
どんな女性も意外とクールに対処します。

 

単に話が尽きてしまったわけではなく、
相手の返事自体が「沈黙」だった･･･

 

 

これは、どちらかというと女性の方に多い気がしますが、
気が優しい男性にも当てはまりますので、
男女共に覚えておくほうがいいと思います。

 

 

相手が自分の意見に対して何も言わず、「沈黙」してしまった。
これはつまり、あなたの意見に反論、文句があるときです。
ただ面と向かって言わない代わりに賛成もしたくない、
その結果、「沈黙」として意見を拒絶しています。

 

 

さて。行動や言動の心理分析をしましたが、
やはり相手の心を全て知るためには、
本人の口から語らせることが一番の近道です。

 

 

どうしても、相手の気持ちを知りたいときは
回りくどくアレコレ探るのは逆効果になります。

 

人間には「反動形成」というものがあるのですが、
これは自分の意思とは全く逆の行動を取ってしまう心理のことです。
（小学生の男の子が、好きな女の子をいじめてしまう、
なんていうのと同じです）

 

 

反動形成はなにも子供にだけ備わっているものではありません。
大人になっても、心と深く関わりあっています。
ですので、本人の行動が、思っていることと全く違っている、
もしくは言っていることと思っていることが全く違っている、
なんてのはザラにあることなのです。

 

 

それでも、相手の心を見極めるのは大切なことですね。
恋人同士ならばストレートに聞きましょう。

 

 

但し、相手の口から話を引き出すための準備をしてからにしてください。

 

 

・相手の話を遮らない
遮ったり、ましてや反論なんかすれば、
その時点で何も話してくれなくなります。

 

 

・相手の意見に同意する
相手は安心して喋れる場を求めています。
ですので、相手の話には十分に同意（頷いたり）しながら話を聞きましょう。

 

 

・自分は味方だという雰囲気を出しておく
おおらかに、そして優しく話を聞きましょう。

 

 

相手が話してくれないのは、
あなたに攻撃されるのではないか、
私が間違っていると言われるのではないか、
ちゃんと聞いてくれないのではないか･･･という
不安からきているのです。

 

 

「味方だ」なんて口に出さなくてもいいですので、
あなたが態度に表しておけば
相手も心を開いて、少しずつでも話をしてくれることでしょう。